【離婚・共同親権】子どもの意見を正しく取り入れるコツ!親が「発言しやすい環境」を作るための3つの鉄則
- rimusubi
- 7月2日
- 読了時間: 4分

近年、離婚や共同親権に関する議論が活発になる中で、「子どもの意見をどのように尊重し、取り入れるか」が大きなテーマとなっています。 法務省でも今年5月、離婚や別居を経験する子どもの意見を適切に反映させるための方策について、調査研究報告書が公表されました。
しかし、大人が単に「あなたはどうしたい?」と正面から問い詰めるだけでは、子どもの本当の気持ちは引き出せません。 なぜなら、子どもの意見は、最も身近な存在である親の顔色や心理状態に大きく左右されてしまうからです。
本当に大切なのは、親の側が「子どもが安心して発言しやすい環境」をいかに作れるかということ。今回は、子どもの本音を引き出すために親が意識すべき「環境づくりのコツ」をお伝えします。
なぜ子どもの意見は「親次第」になってしまうのか?
子どもは私たちが思っている以上に繊細で、親の感情や状況を驚くほど敏感に察知しています。 とくに離婚の話し合いが進んでいたり、両親の間に緊張感が漂っていたりする時期は、子どもにとっても不安が募るタイミングです。
そんな時、子どもは無意識にこんなふうに考えてしまいます。
「これ以上、親を困らせたくない、悲しませたくない」
「お父さん(お母さん)の味方をしなきゃいけないのかな」
「本当のことを言ったら、嫌われてしまうかもしれない」
結果として口にするのは、「自分の本音」ではなく、「親を気遣った言葉」や「親が望むであろう答え」になりがちです。子どもの声を正しく聴くためには、まずこの前提を大人がしっかり認識しておく必要があります。
子どもが発言しやすい環境を作る「3つのコツ」
では、子どもの本当の意見をすくい上げるために、どのような「安心な環境」を作ればいいのでしょうか。具体的な3つの鉄則をご紹介します。
1. どちらの親の悪口も言わず「板挟み」にしない 子どもにとって、お父さんもお母さんも大切な存在です。片方がもう片方の悪口を言っている環境では、子どもは素直な気持ちを口にできなくなります。「どちらを好きでもいいし、会いたいと思ってもいいんだよ」という絶対的な安心感を与えることが、最大の土台になります。
2. 「どんな意見でも否定されない」という安心感を与える 「お父さんと暮らしたい」「お母さんと離れたくない」「どっちとも一緒にいたい」。子どもがどんな選択肢を口にしても、感情的に否定しないことが重要です。「そう思ったんだね」「教えてくれてありがとう」と丸ごと受け止める姿勢を見せることで、子どもは「ここでは本音を言っていいんだ」と安心できます。
3. 子どもに「決定の責任」を背負わせない 「あなたが決めていいよ」という態度は、一見尊重しているようで、実は過酷な責任の押し付けになってしまいます。「あなたの気持ちは教えてほしいけれど、最後の責任は大人が持つから心配しなくて大丈夫だよ」と明確に伝えてあげることで、子どもは過度なプレッシャーから解放されます。
まとめ:親の姿勢が変われば、子どもの声は聴こえてくる
離婚や共同親権という重いテーマにおいて、子どもの意見を取り入れることは不可欠です。しかしそれは、無理に喋らせたり、決断を迫ったりすることではありません。
「何を言っても愛されている」「何を言っても大丈夫」と思える温かい環境があって初めて、子どもは自分の本当の気持ちを表現できるようになります。子どもの声を聴く第一歩は、私たち親自身の「聴く姿勢」と「環境づくり」から始まるのです。
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