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"争わない話し合い"と"共同養育のはじめ方" どうする!?共同親権-離婚が頭をよぎったワーキングマザーへ...

  • rimusubi
  • 1月14日
  • 読了時間: 5分

更新日:1月14日

はじめに


仕事と育児を両立するだけでも精一杯なのに、「離婚」という大きな決断に直面すると、心

も体も大きな負担を抱えることになります。「どう子どもの生活を守れるだろう」「相手とまともに話せるだろうか」そんな不安でいっぱいになるのは自然なことです。

離婚は“終わり”ではなく“変化”です。夫婦としては別の道を歩んでも、親としての役割は続いていきます。この記事では、ワーキングマザーが安心して話し合いを進めるためのヒントを、4つのステップにまとめました。




1. 争わないと決める ― 感情のコントロールが第一歩


離婚の話し合いでは、お互いの不満や怒りが積もっている分、どうしても感情的になりやすいものです。「私ばかり我慢してきたのに」「どうして理解してくれなかったの?」と、心の奥にある思いを一気にぶつけてしまいたくなるでしょう。

しかし、相手を攻撃してしまうと、建設的な解決から遠ざかるだけでなく、子どもが板挟みになって苦しむことになります。離婚後も子どもにとっては父と母の両方が大切な存在であることを忘れずに、「争わない」と心に決めることが最初の一歩です。


💡 実践のコツ

  • 話し合いの前に、自分の気持ちをノートに書き出して整理する

  • 「私はこう感じた」という“私”を主語にした伝え方を心がける

  • 感情が爆発しそうになったら、その日は切り上げ、日をあらためる



2. 条件を決める前に、わだかまりを解消する


離婚に関する話し合いでは、養育費や親権、親子交流の頻度など具体的な条件を決めることが注目されがちです。もちろんそれは重要ですが、その前にやるべきことがあります。それは「心のわだかまりを少しでも解消すること」です。

例えば「仕事ばかりで育児に関わってくれなかった」「自分ばかりが負担を背負ってきた」など、過去の思いが心に残っているまま条件交渉に入ると、冷静さを欠き、結局はもめてしまいます。


わだかまりを完全に消すことは難しいかもしれません。でも、「あのとき辛かった」「もっと手伝ってほしかった」という自分の気持ちを一度だけ丁寧に言葉にし、相手に伝えるだけでも、心の重さが少し軽くなります。そのうえで未来に向けて話を切り替えていくのです。


💡 実践のコツ

  • 一度だけ「過去の気持ちを整理する時間」を持ち、その後は未来の話題に移す

  • 「子どもにとって一番いい選択は何か?」を話し合いの軸にする

  • カウンセラーや第三者に気持ちを吐き出してから相手と向き合う



3. ペアカウンセリングで冷静に向き合う


わだかまりを抱えたまま直接話し合おうとすると、つい感情が先立ってしまいがちです。そんなときに有効なのが「ペアカウンセリング」です。カウンセラーという第三者が立ち会うことで、相手の言葉を落ち着いて聞ける環境が整い、自分の気持ちを安全に表現することができます。

ペアカウンセリングでは、「正しい/間違っている」を判断するのではなく、お互いの気持ちを整理し、伝え方をサポートしてくれます。たとえば、「私はこう感じていた」と自分の思いを“事実+感情”として伝える練習や、「相手の言葉をそのまま受け止める」リフレクションを行うことで、話し合いの基盤が整いやすくなります。


💡 ワーママにとってのメリット

  • 感情の爆発を防ぎ、冷静に気持ちを共有できる

  • 「相手を責める言葉」を「自分の気持ちの表現」に言い換えられるようになる

  • 後の養育費や親権の条件交渉がスムーズになりやすい


ペアカウンセリングは、話し合いを進める“前準備”としてとても有効なステップです。これを経ておくと、その後に出てくる条件面や実務的な調整が、驚くほどスムーズになることも少なくありません。



4. 共同養育という新しい関係性を築く


「離婚したら縁を切る」そう思いたくなることもあるでしょう。ですが、子どもにとっては父も母も、どちらもかけがえのない存在です。

共同養育とは、離婚後も両親が協力して子育てに関わるスタイルです。母と父が一緒に暮らさなくても、子どもにとって「二人の親が見守ってくれている」という感覚を持つことができます。これは子どもの安心感や自己肯定感を大きく支える力になります。

例えば、保育園や学校の行事に協力して参加したり、LINEで子どもの近況を共有したりすることから始められます。特別なことをしなくても、「父母がそれぞれの立場から子どもに関わっている」ことを伝えるだけで十分意味があります。



5. ADRという選択肢 ― 裁判ではなく話し合いで進める


「二人だけで冷静に話し合うなんて無理…」そう感じる方も少なくありません。そんなときに活用できるのがADR(裁判外紛争解決)です。家庭裁判所の調停や、専門の仲介機関などを通じて、第三者にサポートしてもらいながら合意を目指す方法です。

裁判のように勝ち負けを決めるのではなく、「合意形成」をゴールにするため、感情的な対立をやわらげ、子どもへの影響も小さくできます。


💡 ワーキングマザーにとってのメリット

  • 裁判よりも短期間でまとまりやすく、時間的負担が少ない

  • 平日日中に限らず、柔軟な調整ができるケースもある

  • 専門家が間に入ることで、不安や孤独感がやわらぐ


さいごに


離婚は決して楽な道ではありません。けれど、争いではなく尊重や協力を軸に進めれば、子どもの心を守りながら新しい生活を築いていけます。

条件を決める前に感情を整理し、争わない姿勢を意識すること。そして、離婚後も「ふたりの親」であることを忘れず、共同養育の関係性を育んでいくこと。必要ならADRのような仕組みを頼りながら、無理なく一歩ずつ進んでいきましょう。

あなたが勇気を持って踏み出すその一歩が、子どもの未来に安心をもたらすはずです。

 
 
 

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