曜日or役割どうやって分ける?共同養育ーどうする?!離婚後共同親権
- rimusubi
- 1 日前
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更新日:22 時間前
共同養育を考え始めると、ほぼ必ず出てくるのがこの問いです。
「平日は同居親、週末は別居親、でいいのかな?」「曜日で分けたほうが揉めにくいですよね?」
実際、制度や支援の説明では曜日・日数・回数といった「時間ベース」の話が中心になりがちです。
けれど、現場でたくさんの家庭を見ていると、「曜日で分けたからうまくいった」ケースもあれば、「曜日で分けたことで、逆にしんどくなった」ケースもあります。
共同養育に“万能な正解”はありません。あるのは、その家庭、その時期に合った形だけです。

曜日で分ける共同養育が合う家庭・合わない家庭
まず、曜日固定型の共同養育について整理してみます。
メリット
曜日で分ける方法は、
子どもにとって見通しが立てやすい
父母ともに予定管理がしやすい
「どちらの責任か」が曖昧になりにくい
という点で、スタート時の安心感があります。
特に、
子どもがまだ小さい
父母の関係が不安定
連絡回数をなるべく減らしたい
こうした状況では、曜日固定が助けになることも多いです。
注意点
一方で、こんな声もよく聞きます。
子どもが体調を崩したとき、柔軟に動けない
「今日はあなたの曜日でしょ?」と線引きが強くなる
相手の生活を想像しなくなり、協力感が薄れる
荷物の行き来でもめやすい
曜日が「ルール」から「境界線」になってしまうと、共同養育は共同作業ではなく、分業と監視に近づいてしまいます。
「役割で分ける」というもう一つの選択肢
そこで出てくるのが、役割ベースの共同養育です。
これは、「何曜日に誰が会うか」よりも「子どもの生活のどこを誰が担うか」に目を向ける考え方です。
具体例
たとえば、
学校・保育園との連絡は母親
病院・予防接種・役所手続きは父親
習い事の送迎と管理は得意な親
誕生日や行事は一緒に関わる
時間は少なくても、「ちゃんと子どもの生活に参加している」と実感できる形です。
役割分担のよさ
この方法のよいところは、
親それぞれの得意分野を活かせる
時間の多寡で「愛情」を比べなくて済む
子どもが“両方の親に支えられている”と感じやすい
という点です。
とくに、仕事の都合で平日は関われない親にとっては、「関与の質」を持てることが大きな意味を持ちます。
ただし、役割分担は「関係性」が土台になる
役割ベースの共同養育には、前提があります。それは、最低限の尊重と協力です。
相手のやり方を否定しすぎない
情報を握りつぶさない
「自分のほうが大変」という競争にしない
これがないまま役割を分けると、「ちゃんとやってない」「聞いてない」「勝手に決めた」という不満が積み重なりやすくなります。
つまり、役割分担は“上級者向け”というより、関係性が整い始めた家庭向けの方法とも言えます。
最初から完璧を目指さなくていい
ここで強調したいのは、最初からベストな形を決めなくていいということです。
最初は曜日固定で安全運転
慣れてきたら役割を少しずつ共有
子どもの成長に合わせて再設計
共同養育は、一度決めたら変えてはいけない契約ではありません。
むしろ、変えられる余地を残しておくことが、長く続けるコツでもあります。
うまくいっている家庭に共通する視点
うまくいっている家庭を見ていると、分担方法よりも大切にしている共通点があります。
それは、
話し合い=相手を説得すること、ではない
「子どものため」を使って相手を縛らない
完璧な公平より、現実的な納得を選ぶ
そして何より、争わないこと自体が、子どもにとっての安心になるという理解です。
まとめ:形よりも「協力している実感」
曜日で分けるか、役割で分けるか。どちらが正解かを決める必要はありません。
大切なのは、子どもが「両親が敵同士ではない」と感じられること。そして、親自身が「ひとりで抱えていない」と思えること。
共同養育の最適解は、制度や理論の中ではなく、それぞれの家庭の現実の中にあります。
焦らず、比べず、少しずつ調整しながら、自分たちの形をつくっていけたら十分です。



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